神明社の御祓い

先日、角館の祭典で使用するための車輪の受注があり、制作・使用にあたっての安全祈願のために神明社からお祓いをしていただきました。

今回はその模様をお知らせ致します。

お祓いを受ける関係者
お祓いの様子
弊社社長
弊社社長
関係者の皆様
関係者の皆様

今年の祭典の成功を祈念して、心を込めて制作させて頂きます。

 

大仙市T様邸屋根工事

大仙市のT様邸の屋根工事の一コマです。

このお宅では、屋根にサーナルーフを敷くことになりました。

サーナルーフについての詳しい説明はこちらから。

今回の工事で使用するサーナルーフは日本を代表する屋根材メーカーの元旦ビューティ工業製を使用しています。

サーナルーフ施行前
サーナルーフ施行前
サーナルーフ施行中1
サーナルーフ施行中1
サーナルーフ施行中2
サーナルーフ施行中2

サーナルーフはこの後、熱融着されます。

密着したサーナルーフは30年程屋根を保護するそうです。

角館のお祭り 車輪の製作 箍(タガ)を巻く

 

先日から続いている角館のお祭り、車の製作です。

車輪の修繕の様子はこちらから。

車輪の製作はこちらから。

車輪の原材料からの切り出しの様子はこちらから。

旋盤の活躍はこちらから。

 

箍(タガ)を巻く

今回はタガを巻く様子をお伝え致します。

準備

タガを嵌める前の車輪
タガを嵌める前の車輪

 

タガを巻く前の車輪です。

 

 

 

 

 

 

 

タガ
タガ

 

実際に嵌めるタガです。

 

 

 

 

 

 

 

 

水槽と炭台
水槽と炭台

 

タガを炙る炭台と冷すための水を入れる水槽です。

 

 

 

 

 

いよいよ作業

予炙り
予炙り

 

タガを炙る炭台に炭を投入し、火を着けます。

 

 

 

 

 

 

 

タガ投入
タガ投入

 

タガを炙ります。

もちろん、これから木を足します。

雑把木をくべて、空気を送ります。

しばらくすれば燃えあがります。

 

 

 

 

満水の水槽
満水の水槽

 

火力が強くなるまでのあいだ、水槽に水を張りました。

これで準備万端です。

 

 

 

 

 

本格的にタガを焼く1
本格的にタガを焼く1

 

煌々と炎があがります。

火力が本物になりました。

この距離でも炎があつくて近づけません。

 

 

 

 

 

 

本格的にタガを焼く2
本格的にタガを焼く2

 

火振りかまくらのような感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

本格的にタガを焼く3
本格的にタガを焼く3

 

十分に加熱されたタガは真っ赤になります。

炭のあいだから真っ赤になったタガが見えるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

加熱で真っ赤になったタガ
加熱で真っ赤になったタガ

 

十分加熱したので、タガを取りだします。

このあと、移動し、車輪に嵌めます。

 

 

 

 

 

 

いよいよタガを巻きます
いよいよタガを巻きます

 

さぁ、いよいよ車輪と一体になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

火を吹くタガと車輪
火を吹くタガと車輪

 

タガは高温ですので、車輪と接すると車輪が燃えます。

しかし、定位置まで押しこむ必要があります。

 

非常に熱いです。

 

 

 

水槽へ投入
水槽へ投入

 

定位置までタガを押しこんだら、車輪ごと持ち上げます。

先程準備した水槽に入れ、タガを冷やします。

 

「ジュー」という音と水蒸気が辺りを包みます。

 

 

 

 

 

冷えた車輪とタガ
冷えた車輪とタガ

 

大分冷めました。

水槽の水はあっというまに温水に変わりました。

 

 

 

 

 

タガ巻きが終った車輪
タガ巻きが終った車輪

 

車輪は4本ですので、4回繰り返します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、タガが外れないようにボルトを打ったり、ビスを打ったりします。

焼けや汚れがありますので、研磨します。

そしてやっとお客様に納品できるようになります。

 

角館のお祭り 車輪の製作 旋盤での作業

 

先日から続いている角館のお祭り、車の製作です。

車輪の修繕の様子はこちらから。

車輪の製作はこちらから。

車輪の原材料からの切り出しの様子はこちらから。

 

巨大旋盤の活躍

材料を切り出したので、これからは巨大旋盤を使用します。

動画で紹介します。

 

お祭りも迫っていますが、車輪ももうすぐ完成です。

 

角館のお祭り 車輪の製作 原木切り出し

先日から続いている、車輪の製作です。

修繕の様子はこちらから。

車輪の製作準備の様子はこちらから。

昨日から切り出した丸太の成型作業が始まりました。

今日はその様子をお伝えします。

 

御神酒を掛ける棟梁
御神酒を掛ける棟梁

 

まず初めに、棟梁から御神酒を掛けていただきました。

このあと、加工台に移します。

 

 

 

 

 

 

材木は大変な重さがあるので、クレーンを使って加工台まで移動させました。

次に、中心を決めるために穴を明け、ガイドを使って印を付けます。

中心を決める
中心を決める

 

穴を明けました。

 

 

 

 

 

 

 

丸太の輪切りにガイドを載せ、印を付ける
ガイドを使って印を付ける

 

材木それぞれに特徴があるため、一つ一つ丁寧に削りだす場所を決めます。

写真を分けていますが、初めに場所を決めてから穴の場所を決めています。

 

 

 

 

 

実際に削りだしの作業に入ります。

今日はまだ旋盤に掛けないので、旋盤にセットできる大きさにします。

削り出しの工具は「チェンソー」です。

チェンソーを使って削りだしている途中
チェンソーで削りだし

 

チェンソーは結構重く、エンジンを掛けるのが大変でした。

一角切ったところで写真を撮らせて頂きました。

材木に円弧が見えると思います。
最終的にはその大きさになります。

 

 

 

 

大きなチェンソーであるせいか燃料の消費も多く、何度か燃料の買い出しに出かけました。

荒削りが終るとこうなります。

荒削り後の材木
荒削り後の材木

 

この大きさであれば、旋盤で仕上ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

半日以上かかって、やっと荒削りが終りました。

荒削り終了後の車輪
荒削り終了後の車輪

 

仕上を待つ荒削り後の車輪。

 

 

 

 

 

 

 

保育園の車輪の荒削りも終りました。

荒削り後の保育園の曳山の車輪
荒削り後の保育園の曳山の車輪

もうすぐ出来あがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

残すところは、仕上ですね。

仕上の様子も後日お知らせできると思います。

 

旋盤

以前から巨大旋盤の写真を投稿していますが、なんと旋盤は戦前のものでした!

旋盤製作元
旋盤製作元

よく見ると、「東京市」になっています。

 

 

 

 

 

 

 

凄いものが弊社にあるんだなぁと関心してしまいました。

 

角館のお祭り 車輪の修繕

角館のお祭り曳山車輪

弊社は主に建築板金を生業としておりますが、さまざまな技能を持った職人が在籍しているため、時々このような仕事が入ります。

弊社本社の隣町、仙北市角館の祭典が近づいております。
山車を激しくぶつけあう「やまぶっつけ」で知られるお祭りです。

詳しくはこちらをご覧ください。

その山車の「車輪」も木材で制作されております。

角館のお祭り曳山車輪
角館のお祭り曳山車輪1

 

木材ですので痛んだり、タガが緩んできたりします。

その修繕依頼がありました。

早速作業しております。

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