角館のお祭り 車輪の製作 原木切り出し

先日から続いている、車輪の製作です。

修繕の様子はこちらから。

車輪の製作準備の様子はこちらから。

昨日から切り出した丸太の成型作業が始まりました。

今日はその様子をお伝えします。

 

御神酒を掛ける棟梁
御神酒を掛ける棟梁

 

まず初めに、棟梁から御神酒を掛けていただきました。

このあと、加工台に移します。

 

 

 

 

 

 

材木は大変な重さがあるので、クレーンを使って加工台まで移動させました。

次に、中心を決めるために穴を明け、ガイドを使って印を付けます。

中心を決める
中心を決める

 

穴を明けました。

 

 

 

 

 

 

 

丸太の輪切りにガイドを載せ、印を付ける
ガイドを使って印を付ける

 

材木それぞれに特徴があるため、一つ一つ丁寧に削りだす場所を決めます。

写真を分けていますが、初めに場所を決めてから穴の場所を決めています。

 

 

 

 

 

実際に削りだしの作業に入ります。

今日はまだ旋盤に掛けないので、旋盤にセットできる大きさにします。

削り出しの工具は「チェンソー」です。

チェンソーを使って削りだしている途中
チェンソーで削りだし

 

チェンソーは結構重く、エンジンを掛けるのが大変でした。

一角切ったところで写真を撮らせて頂きました。

材木に円弧が見えると思います。
最終的にはその大きさになります。

 

 

 

 

大きなチェンソーであるせいか燃料の消費も多く、何度か燃料の買い出しに出かけました。

荒削りが終るとこうなります。

荒削り後の材木
荒削り後の材木

 

この大きさであれば、旋盤で仕上ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

半日以上かかって、やっと荒削りが終りました。

荒削り終了後の車輪
荒削り終了後の車輪

 

仕上を待つ荒削り後の車輪。

 

 

 

 

 

 

 

保育園の車輪の荒削りも終りました。

荒削り後の保育園の曳山の車輪
荒削り後の保育園の曳山の車輪

もうすぐ出来あがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

残すところは、仕上ですね。

仕上の様子も後日お知らせできると思います。

 

旋盤

以前から巨大旋盤の写真を投稿していますが、なんと旋盤は戦前のものでした!

旋盤製作元
旋盤製作元

よく見ると、「東京市」になっています。

 

 

 

 

 

 

 

凄いものが弊社にあるんだなぁと関心してしまいました。