引き続き、車輪の話題です。
今回は新規製作です。
車輪の修繕の様子はこちらから。
曳山の車輪を修繕しても、やはり寿命になると新規製作致します。
新規製作は丸太一本から削りだす作業です。
今日はまだ準備段階ですが、その様子です。
※都合によりお見せできない部分はモザイク処理しています。
まずは、切り出す前の欅(ケヤキ)です。
?材料
材料となるケヤキは優れた建材です。
固くて摩耗に強いのだそうです(詳しくはこちらから)。
こちらはもう一のケヤキです。
太いです。
さらに、保育園からも受注があったので少し細いケヤキも準備しております。
保育園児が曳く山は小さいため、車輪も小さめのものを製作します。
車輪は丸太から切り出され、乾燥も兼ねて保管されます。
曳山の重さを支えてきた車輪も、もうすぐ新しくなります。
旋盤
曳山の車輪を作る機会はそれほど多くないため、使用するに当たりメンテナンスが必要です。
今日は、油を塗る部分に灯油をかけて油を浮かせていました。
明日また油を差して動かすようです。
次は製作している車輪をご紹介できると思います。